四国地区プロオーディオ機器展示会並びに四国地区音響技術者研修会の復活開催を進めるにあたり、2020年まで18回の開催を続けてきた諸先輩方々に敬意を表します。 残念ながらコロナ禍により2020年以降の開催が困難であったことから４年間開催がありませんでしたが、市況の回復とともに開催を望む声が上がっている事からこの度の開催の運びとなりました。

2020年、新型コロナウィルス感染症の蔓延により我々の業界は過去に経験したことのない大きな打撃を受けました。しかし、昨年2023年より業界全体の回復も顕著で、ぴあ総研による調べでは「2023年1月～12月のライブ・エンタテインメント（音楽・ステージ）市場規模は、対前年増減率21.3％増の6,857億円となりました。2020年から続いていた新型コロナウイルス感染症の影響による市場の低迷を乗り越え、コロナ禍前の2019年の水準を上回り（対2019年増減率では8.9％増）、過去最高を更新しました。」とありました、2024年現在では全国的にも市場の回復を実感できる状況であることは明らかであると考えます。 市場の回復にあたり機器の展示会の開催は市場を盛り上げる効果、購買意欲、投資意欲を駆り立てるものであり、この時期の開催は四国地区の業界にとって必ずや良い影響を及ぼすものと確信しております。